T-STYLEです!
家でもキャンプでも使える持ち運び向きのカセットコンロとして有名なタフまるですが
折りたたみ等ができる箇所がなくコンパクトさに欠けるのが難点でした。
(本体サイズ:幅341×奥行283×高さ129mm/重量:約2.4kg)
しかし!2020年8月、そんなタフまるの弟分とも言える
タフまるジュニアが発売されました!
タフまるの頑丈さを引き継ぎ、サイズはコンパクトになるのが理想ですが
果たしてその商品の全貌はいかなるものでしょうか!?
スペックから順にタフまるとの比較を交えながら迫っていきましょう!
スペック
まずはタフまるJr.とタフまるで違いのあるスペックから記載します。項目 | タフまるJr. | タフまる |
本体サイズ (幅×奥行×高さ) |
286×192.5×122mm | 341×283×129mm |
ケースサイズ | 320×252×135mm | 372×362×136mm |
重量 | 約1.6kg(ケース込:約2.5kg) | 約2.4kg(ケース込:約3.9kg) |
カラー | 本体:オリーブ/ケース:カーキ | 本体・ケース:ブラック |
ガス消費量※1 | 約169g/h | 約236g/h |
連続燃焼時間※2 | 約102分 | 約75分 |
使用ガス | イワタニカセットガス イワタニカセットガスパワーゴールド イワタニカセットガスジュニア |
イワタニカセットガス イワタニカセットガスパワーゴールド |
使用できる鍋の大きさ | 鍋底11~20cm | 鍋底16~24cm |
最大発熱量 | 2.3kw(2,000kcal/h) | 3.3kw(2,800kcal/h) |
耐重量 | 10kg | 20kg |
※2 気温20-25℃のとき、強火連続燃焼にてイワタニカセットガスパワーゴールド使用時を使い切るまでの実測値
続いて、タフまるJr.とタフまるで共通しているスペックを記載します。
容器着脱方式 | マグネット式 |
付属品 | 専用キャリングケース |
材質 | 本体:鋼板 トッププレート:ホーロー用鋼板 ごとく:ホーロー用鋼板 バーナー:ステンレス鋼板 器具せんつまみ:ABS樹脂 |
こうして比べると、タフまるJr.はタフまると使用感覚はほぼ同じですが
最大発熱量(火力)やガス消費量を抑えつつ
サイズ・重量をコンパクトにまとめて、よりアウトドア向きにした製品と言えますね。
なお、耐重量や使える鍋のサイズにも差があるので
重くて大きい鍋を使用する方は注意が必要ですね。
次に、一般的なシングルバーナーではなくタフまるJr.を使うおすすめポイントを見ていきましょう。
おすすめポイント
自宅でもキャンプでも大活躍
しっかりとカセットコンロの形をしているためキャンプ中だけでなく自宅での鍋物やなど大人数で食卓を囲った際の火元としても活躍します。
持ち出す際もキャリングケースに入れるだけなので
組み立てや撤収も非常にスムーズです。
安心の耐重量
シングルバーナーは軽めのクッカーが乗ることを想定してあり耐重量の記載があるものが少ないです。
しかし、タフまるJr.は耐重量10kgと記載してあります。
そのためダッチオーブンなど重量のある調理も安心して任せることができます。
家庭での土鍋なども重量が出やすいため
こちらも、キャンプだけでなく家庭でも使えるギアとして心強いポイントですね。
特許登録済みのダブル風防ユニット
いくら火力が強い火元でもキャンプでは外で調理を行うため風が大敵です。風で炎が流れてしまってクッカーに当たっていなかったり
火口がふさがっている状態では調理が滞ってしまいますね。
タフまるJr.は外側風防と内側風防の2段階のプロテクトが採用されており
安定した遮風効果が得られます。
この仕組みは特許も登録済みの構造となっているので他のギアにはないメリットですね。
風防(ゴトク)は取り外し可能
油汚れや水滴などがつきやすい風防部分ですがタフまるJr.の風防部分は丸々取り外すことが可能です。
取り外すと金属パーツのみになるため洗剤や水・お湯を使って存分にお手入れできますね。
キャンプに溶け込む見た目
普通のカセットコンロをキャンプに持っていくと火力のコントロールもしやすく使いやすいですが、どうしても生活感が出てキャンプらしさに欠ける面がありますね。しかしタフまるJr.はキャンプを視野に入れた設計であるため
ジープを彷彿とさせるような無骨でかっこいいデザインです。
日常ではなく「キャンプにきた!」という特別な雰囲気を阻害しません。
ここまで自宅でもキャンプでもハードユーズできるタフまるJr.ですが
気になった点も記載していきます。
気になった点
バックパックキャンプには不向き
あくまでカセットコンロをコンパクトにした製品であるためバックパックキャンプなど軽量・コンパクトを極めるようなキャンプには不向きと言えます。
そのような場合にはクッカーの中に収納できるようなコンパクトなバーナーやアルコールストーブを使うのが良いですね。
CB缶は別収納
通常サイズのCB缶を接続するとタフまるJr.からはみ出る設計であるためキャリングケースとは別にCB缶を持ち運ぶこととなりますね。
ミニサイズのイワタニ カセットガス ジュニアを使った場合ははみ出ませんが
使用しない時にはCB缶を外しておく方が安全です。
以上2点が気になった点ですが
これ以外にも重量が10kgを超える調理を行う場合や
直径21cm以上のクッカー・鍋などのギアを加熱したい場合にはタフまるを使った方が良いですね。
まとめ
キャンプにも馴染むカッコイイデザインと見た目通りのタフな耐重量丸洗いできて風をしっかりと防ぐ風防を持ったカセットコンロがタフまるJr.です。
設置・撤収がスムーズで火力調整もしやすいので
安定した扱いやすい炎でキャンプ飯を楽しむことができます。
特に深夜の酔いや疲れがピークな時間帯、撤収前の忙しい朝などに
そのままキャリングケースに入れたら撤収完了!といった火元があるのは心強いですね。
タフまるJr.は2020年の新顔ギアですが
タフまる同様愛されるギアとなる予感が詰まったギアです。
深緑×黒の配色がお気に入りです!
ミリタリーや無骨さに少しでも憧れがある方には響くデザインだなと思います!