T-STYLEです!
キャンプでの夜は焚き火の明かりと星空を満喫するのも醍醐味ですが
周りも暗いキャンプ場だと足元が見えず
ペグやガイロープに躓いた経験が誰しもあるはずです。
それだけならまだしも、大切なギアを踏んでしまったり
テーブルや台の上に置いた物を落としてしまったり・・・
暗いことによる弊害は多いです。
そこで、T-STYLEはキャンプサイト全体を照らせるランタンとして
ユニフレームのフォールディングガスランタンを使用しています。
※T-STYLEが持っているのはUL-1100という型番で現在は廃盤となっています。
このガスランタンはCB缶を燃料とするガスランタンで
設置方法は吊るし・置きどちらにも対応できるタイプです。
それでは詳しいスペックから見ていきましょう。
スペック
サイズ | 使用時:約135×120×355mm 収納時:約135×120×210mm |
重さ | 約1.4kg |
素材 | ヘッドカバー・フレーム・ハンドル:ステンレス鋼 本体ケース:アルミニウム |
燃焼時間 | プレミアムガス:約4時間 レギュラーガス:約5時間 |
燃焼時間はユニフレームから発売されている2種類のCB缶ガス燃料を使い
ガス缶が新品の状態でランタンを着けると何時間点灯できるのかという基準です。
続いて、このユニフレーム フォールディングガスランタン UL-Xのおすすめポイントをレビューしていきます。
おすすめポイント!
使い方が簡単
まずは、底部に空いた穴にCB缶を差込み金具がカチッとはまるまで押し込みます。その後はガスバルブを開いて点火装置で着火するだけです。
ランタンを設置しようとして火をつける直前の段階で
ガストーチをギアケースに仕舞ったままだったことに気付く
なんていうこともよくありますので
他の火元を使わなくても着火できるのはスムーズですね。
明るい
体感でサイト全体を照らすのにちょうど良い明るさ。と感じていましたが
公式サイトにフォールディングガスランタン UL-Xについて以下の記述がありました。
- 最大照度
・プレミアムガス:240W相当
・レギュラーガス:210W相当
※照度測定値=1m
調べてみるとシーリングライト(室内用の天井面に直接取り付けるタイプのライト)の場合で
6畳を照らすのに必要な明るさが180W〜240Wとのことでした。
数字上でもサイトを照らすには充分な明るさですね。
コンパクトに仕舞える
このガスランタンはホヤから上の部分をCB缶をはめ込むステンレス部分に収納することができます。
使用時の約半分の大きさ(高さ)で持ち運ぶことができるというわけですね。
持ち運び用にはこちらのケースも発売されています。
T-STYLEが持っているUL-1100も収まるケースになっているので使用していますが
ケース真ん中についた開閉用チャックが大きく開くのでランタンが取り出しやすいのが特徴です。
移動中にホヤが割れにくい
前述したようにホヤから上の部分はCB缶をはめ込むステンレスの部分に収まります。
そのため衝撃で割れやすいガラス部分は
収納時には金属筒の内側に入った状態となります。
これならちょっと物が当たってしまっても簡単に割れる心配が減りますね。
低温時でも消えにくい
CB缶を使ったランタンの弱点として低温時には燃料となるガスの気化が間に合わずランタンが消えてしまう
ということが挙げられます。
しかし、このランタンにはパワーブースターと呼ばれる機構が搭載されており
燃焼部分(点灯部分)の熱をガスカートリッジに伝える役割を果たします。
点灯部分の熱をガスカートリッジに伝えることで
しっかりとガスが気化され途中で消えてしまうのを防げるということですね。
直接点火もできる
ランタンに付属した自動点火装置は火花を発生させるものであるため低温時は火力が足りず自動点火装置だけではランタンが点灯しないという場合があります。
そのような場合にはホヤ上部がワンタッチで開く仕様になっているので
ガスバルブを開いた後にガストーチなどで直接ホヤに火を灯しましょう。
ちなみにT-STYLEが持っているUL-1100のホヤ上部はワンタッチでは開きません。
この機能はいざと言う時やマントルの交換時に役立ちそうなので魅力的です。
最後にこのガスランタンを使うに当たって注意点を挙げていきます。
注意点
火傷に注意
使用中・使用後のガスランタンは非常に熱くなっています。特にホヤ部分は温度が高いのでお子様にも注意を促しましょう。
ランタンスタンドなどを使用して手の届かないような場所に設置するのも有効です。
使用後も直ぐには触らずに
冷めていることを確認してから片づけを行ってくださいね。
マントルの使い方に注意
このガスランタンの点灯部分はマントルと呼ばれる塩化ナトリウムを染み込ませた化学繊維の布袋(網袋)が使われています。
このマントルは使い始めに空焼きというメンテナンスを行う必要があります。
詳細は割愛しますが大体の工程としては
マントルを取り付けてホヤを外した状態でガストーチでマントルに火を着けてから
ガスバルブを開閉してマントルを灰化させるといった作業です。
LEDランタンのように買って電池を入れたらすぐに点灯という製品ではないので
初めてガスランタンを使う場合には注意してください。
屋内では使わない
ガスランタンは点灯時に一酸化炭素が出るためテントや風通りの少ないタープ内では一酸化炭素中毒の恐れがあります。
そのため、ガスランタンの使用は屋外のみにしましょう。
まとめ
屋外だからこそ使えるガスランタンはキャンプならではのギアですね。特に大自然の中にあるキャンプ場では光源が少ないので
転倒して大怪我をしたり、愛用のギアを壊してしまっては楽しいキャンプが台無しです
程よくサイト内を照らしてくれるガスランタンを使用して
足元の安全を確保した上で思う存分、キャンプを楽しみましょう。
このランタンは燃焼時間が約5時間となっているので
CB缶は2本以上持っておくと安心です♪