今更ではありますが、SOTOから発売されている
スライドガストーチとスライドガスマッチってそっくりですよね。
購入するのはどっちかだけで良いのでは?と思う方もいらっしゃるでしょうが
僕の場合ほぼ全てのキャンプで双方を使用しています。
そんな、そっくりギア
今回はスライドガスマッチ側に焦点を当ててレビューを進めていきます。
まずはスペックから見ていきましょう!
スペック
サイズ(幅×奥行×高さ) | 3.6×1.8×11〜16.5cm |
重さ | 40g |
火口径 | Φ14mm | 使用時間 | 約15分 |
火口径 | Φ14mm | 連続使用時間 | 20秒以内 |
なお、スライドガストーチのサイズは
幅3.8×奥行1.8×高さ11.5~18.5mmで重量52gです。
比べるとややスライドガストーチの方が幅広く長いです。
さらに、重量も12gほどガストーチの方が重いです。
よって。よりコンパクトに携行したい時には
スライドガスマッチにする
というのも使い分け方法として有効ですね。
続いて、スペックからではわからない使い勝手を含めた
おすすめポイントを見ていきましょう
おすすめポイント
炎が出る
マントルの火入れやキャンドルへの火付けノクターンなどのキャンドルランタンの火付けなど
バーナーのような帯状の青い炎ではなく
マッチのような雫型の赤い炎の方が勝手がいい場合があります。
そんな時こそ、スライドガスマッチの出番です。
上記のように温度が高すぎて焦げてしまうと困るものや
ガラスなどの高温や温度変化に弱いものが近くにあるギアに火をつける時には
スライドガスマッチをチョイスしましょう。
火口が伸びる
前の項目で挙げたようなマッチやライターのような炎が必要なシーンしかし、キャンプでは風や湿度の関係でなかなか火が移ってくれない場合もありますね。
マッチやライターでは炎が手の近くに灯るため
火傷の危険性が高いです。
スライドガスマッチなら火口が5.5cm伸びるため
多少炎が風に煽られても手までは届きません。
これなら火傷の危険性も低く安心ですね。
選べる充填方法
スライドガスマッチはCB缶・ライターガスから充填可能です。さらに、SOTOから発売されているフイルアダプターを使えば
OD缶からも充填が可能となります。
実際にスライドガスマッチへの充填を忘れてしまい
キャンプ場で手持ちのCB缶やOD缶から補充することが何度かあったため
この機能は本当におすすめです。
ロックが簡単で一目瞭然
スライドガスマッチはスイッチ部分をスライドさせるとロックがかかります。持ち手からスムースならロック状態なので
ロックが掛かっているかは一目瞭然です。
慣れてきたら手の感覚だけでもわかるようになるため非常に便利です。
火力調整できる
同じ炎を出す道具でもマッチは火力調整ができません。スライドガスマッチなら下部のダイヤルを左右に動かすだけで
簡単に炎の大きさを調整できます。
ストラップ穴がある
スライドガスマッチの下部にはストラップを取り付けられる穴があります。特にグループキャンプなどでは同じギアを持っている方と
道具が混ざってしまう場合があります。
お気に入りのストラップやガイロープなどを結んでおくと
自分のものが区別しやすいです。
伸ばせる火口と豊富な充填方法
ロックや火力調整も簡単で非常に使いやすいスライドガスマッチですが
気になった点もございます。
気になった部分
点火は20秒
メーカーが定めている点火時間は20秒となっています。天候によっては20秒以内に火が移らない場合もあるので注意です。
とはいえ、マッチはもって数秒ですしライターも10秒も持っていれば熱くなります。
20秒以上着火にかかる場合は火を移す対象・風向きや風防など
火元以外の工夫を試みるほうが現実的かもしれません。
まとめ・結果
キャンドルやマントルを使う時に便利なスライドガスマッチマッチの良さをそのままに、より現代的に使いやすくしたギアと言えます。
着火や充填が簡単で
火傷の危険性が極めて低いのも安心ですね。
そっくりギアを上手に使い分けることでキャンプの楽しさや充実度も高まります!
明るい環境ではバーナーの青い炎が見えにくいため着火がしっかり確認できるスライドガスマッチが重宝します。