寒い季節のキャンプでは
まず火を熾してすぐに暖まれる環境を作りたいですね。
そんな時誰でも数秒で設営ができる焚き火台
それがコールマン ファイアーディスクです。
本体重量は2kg未満なので女性やお子様でも運べますし
脚3本を伸ばすだけなので、特別なコツや力も必要ありません。
まずはスペックから見ていきましょう!
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スペック
使用サイズ(直径×高さ) | 45×23cm×cm |
収納サイズ(直径×高さ) | 46×8.5cm |
重さ | :約1.6kg |
対荷重 | 約30kg |
焚き火台には珍しく耐荷重の明記があります。
ダッチオーブンも安心の30kgとなっていますね。
続いて、スペックからではわからない使い勝手を含めた
この商品のおすすめポイントを見ていきましょう
おすすめポイント
設営4秒
冒頭でも記述しましたが、ファイアーディスクは以下の簡単3ステップで設営できます。
1、裏返しに置く
2、脚を3本広げる
3、ひっくり返す
脚は握るとストッパーが解除される仕組みです。
同じ仕組みでも結構力を入れないと動かないギアもありますが
ファイアーディスクは軽く握るだけでストッパーが外れます。
真ん中に集まる
ファイアーディスクは名前の通りお皿のように丸く、真ん中が窪んだ形状になっています。
これは小さくなった薪や灰が自然と真ん中に集まる形状です。
そのため燃え残りが少なく、お世話いらずで綺麗な焚き火が維持できますね。
大きな薪もOK
ファイアーディスクには側面に壁となる面がありません。
そのためファイアーディスクからはみだすような
長い薪でも燃やすことができます。
加えてスペック欄に記載の通り耐荷重は30kgあるので
ほとんど薪のサイズを気にせず豪快な焚き火を楽しめます。
収納ケース付き
ファイアーディスクには専用の袋が付属します。
本体と同じく円形の袋でファスナーが付いています。
少し余裕を持った寸法になっているので
焚き火シートや着火用具なども一緒に収納できます。
360°焚き火が見える
ファイアーディスクには遮る面がないためどの方向から見ても焚き火を余すことなく鑑賞できます。
グループキャンプなどで焚き火を囲む場合も平等に焚き火鑑賞ができます。
また、火バサミや火吹き棒のアクセスもしやすいです。
炎と薪が増える!?
ファイアーディスクの表面はピカピカの鏡面仕上げとなっています。
そのため焚き火の炎や薪が反射して増えたように見えます。
この効果は煤や灰で汚れていると半減してしまうので
活かしたい場合はこまめに清掃してあげましょう。
僕の体感で言うと
1.3〜1.5倍程度焚き火が豪華に見えるので清掃の価値ありです♪
ここまで良い製品ですが気になった点もございます。
気になった部分
コンパクトにならない
ファイアーディスクは脚部が折り畳めるだけなので収納サイズは46×8.5cmと比較的大きめです。
荷物サイズを縮めたいキャンプにはやや不向きと言えます。
調理にはイマイチ
ファイアーディスクには付属の網も付属しますが1/3程度の炭入れ場所が空いていても火の管理はむずかしく
炭から網までの距離も近いため火力調整もイマイチ・・・
正直、調理には不向きな焚き火台です。
僕としては潔く調理はガスなどで行い
ファイアーディスクは鑑賞焚き火用と
役割を分けるスタイルが気に入っています。
手持ちのギアでファイアーディスクをアレンジした結果
五徳としてのフィット感はこのような感じでした。
TKGコーポレーション ロースター
かなり端になるため遠火で軽く温める程度なら使えます。
ユニフレーム ダッチスタンド
クッカーやピアットをユニフレーム ダッチスタンドの上におけば
炭・薪を調整できる高さが確保できます。
クッカーが小さめだとハンドル部分まで炎に当たるのが注意が必要です。
まとめ・結果
ファイアーディスクはやや調理がしにくい反面焚き火を360°・火床から煙まで余すところなく鑑賞できる焚き火台です。
鏡面仕上げのため同じ薪の量でも反射によって約1.5倍増しで豪華に感じられ
熱を遮る面もないためファイアーディスクに焚き火があるだけで周囲が暖かくなります。
また、火床が円形のため自然と薪が中央に寄り
燃え残りが少なく手間要らずなのも魅力ですね。
さらに、余計なパーツがなく誰でも簡単に設営できる手軽さ
まさにシンプルイズベストとはこのことかと唸ってしまう設計です。
ファイアーディスクは焚き火を眺めるのにぴったりな焚き火台です。
創意工夫で120%焚き火台を活かせるか!?キャンプの腕の見せ所ですね♪