今回ご紹介するのは2023年3月20日にニューリリースされた
キャプテンスタッグのCB缶シングルバーナーUF-0026です。
僕としてはCB缶バーナーといえばSOTO ST-310が一押しですが
果たしてその対抗馬となるのか!?
まずはUF-0026のスペックから見ていきましょう!
スペック
使用サイズ(幅×奥行×高さ) | 11.5×11.5×11.5cm |
収納サイズ(幅×奥行×高さ) | 10×9.4×11.8cm(ケース含) |
重さ | 300g | 燃料 | キャプテンスタッグ ガスカセットボンベ3本パック(品番:M-7621) |
点火方式 | 圧電点火方式 |
出力 | 2400kcal/h |
ガス消費量 | 200g/h |
材質 | バーナートップ・ゴトク・遮熱板・ワイヤー脚:ステンレス鋼 器具せん:アルミニウム合金 収納ケース:ポリプロピレン |
使用時の幅・奥行・高さが同じという
立方体のようなサイズ感が面白いですね。
また、詳しくは後述しますが
収納ケースがポリプロピレン製のハードタイプなのは嬉しいポイントです。
続いて、スペックからではわからない使い勝手を含めた
UF-0026のおすすめポイントを見ていきましょう
おすすめポイント
組み立て簡単
UF-0026の脚部は折り畳む機能がありません。使用時はハードケースから取り出してCB缶を接続するだけで使えます。
なお、五徳を広げる機能はありますがそのままでも使えます。
滑り止め付き五徳
UF-0026の五徳上部には凹凸がついています。
このおかげでクッカーやシェラカップなど上に乗せるギアが安定します。
着火スイッチの位置
これは僕が一番、ST-310との違いを感じた部分なので少し比較形式で話を進めます。注目したいのは着火スイッチの位置です。
それぞれの配置は以下の通りです
ST-310はCB缶の延長線上・火力調整ツマミの下
UF-0026はCB缶や火力調整ツマミの垂直面
細かな違いですがで操作性が結構変わりますね。
UF-00026は両手で操作がしやすいです。
右手で点火して、すぐに左手で火力調整ができます。
しかし、操作する人側にスイッチを向けると
火力調整ツマミは必ず左に来るので
左手で着火もしくは右手で火力調整を行たいたい方には不向きですね。
対してST-310はツマミとスイッチが上下になっているのでレイアアウトはしやすいです。
しかし、僕もそうですが、男性の場合は手が窮屈になりがちです。
脚部が熱い時は特に危険ですね。
僕としては右手で着火、左手で調整で問題なかったので
UF-0026のほうが操作しやすかったです。
五徳径が調整できる
UF-0026の五徳は最小径が約2cmとなっています。このサイズならシェラカップやチタンマグ220を乗せることができます。
ちょっと飲み物を温めたい時などにクッカーを出す手間が省けますね。
またUF-0026の五徳は広げると約15cmとなります。
これなら大きめの鍋やフライパンを乗せることができますね。
ただし鉄板の類はCB缶への輻射熱が心配であるため長時間の加熱は避けるなどの安全策をとりましょう。
ハードケース付き
UF-0026にはハードケースが付属します。脚部など力を加えたくない部分が多いギアなのでこれは嬉しいですね。
ここまで良い製品ですが気になった点もございます。
気になった部分
凹凸のある五徳
滑りにくいためメリットとして前述しましたが擦るように動かすと加熱しているギアの底面に傷がつく場合があります。
キャンプギアには傷や凹みがつきものだと思いますが
底面までギアに傷をつけたくない!という方にはおすすめし難いです。
まとめ・結果
キャプテンスタッグのUF-0026組み立て要らずの使い易さや五徳の汎用性など魅力あふれるシングルバーナーです。
冒頭ではST-310の対抗馬となるのか?という疑問点がありましたが
一長一短な部分があるためキャンプスタイルや見た目の好みに合わせて選ぶと良いですね。
直径2cmまで対応している五徳はとても貴重です!シェラカップやチタンマグを加熱したい方には唯一と言えるほどのギアですね♪