T-STYLEです!
一時市場から消えていた定番シングルバーナー SOTOのST-310によく似た
ST-340が発売されていますね!
見た目はよく似た造りですが
性能や使い勝手にはどのような違いがあるのか
比較も交えながらレビューをしていきます!
まずはスペックから見ていきましょう。
スペック
サイズ(幅×奥行×高さ) | 使用時:16.6×14.2×11cm 収納時:14×7×11cm |
重さ | 360g |
素材 | バーナー・器具栓つまみ・ゴトク:ステンレス ボンベホルダー・点火スイッチ:樹脂 |
発熱量 | 3.3kW(2,800kcal/h) |
使用時間 | 約1.4時間(ST-760 1本使用時) |
サイズとしては使用時が16.6×14.2×11cm、収納時が14×7×11cmなので
ST-310と同じです。
公式に記述はありませんが脚の太さも同じでした。
使用時間はST-340が1.4時間となっていますが・・・
これは1時間24分ですね!
(60分÷10=6分 6分×4=24分)
対するST-310の使用時間は1.5時間(1時間30分)です。
発熱量はST-310が2.9kw、ST-340が3.3kwという差がありながら
時間差は6分なのでST-340のほうが燃料的なコスパは優れています。
つづいてスペックからではわからない使い勝手の部分を見ていきましょう!
おすすめポイント
高火力で調理ができる
スペック一覧の発熱量からもわかりますがST-340は3.3kwも発熱します。
点火した状態のST-310とST-340はこのような違いが出ます。
火の出方にも差がありますね。
火力が強いということは湯沸かしや加熱が短時間で済みます。
大口径
ST-340の構造はちょうどST-310の火口の外周にあたる部分に火口があります。そのため、中〜大口径のクッカーがまんべんなく加熱できます。
炊飯でもST-310だと真ん中に火力が集中し、焦げができてしまうことがありますが
ST-340なら回避できそうです。
カスタムできる
冒頭でお伝えした通りST-310と大きさや脚の太さが同じなのでST-310用のケースやアシストグリップが使えます。
用途や環境に合わせて使いやすくカスタムできるのは嬉しいですね。
アシストグリップはカラー展開もされているので
ST-310もお持ちの方は色を変えるとパッと見て区別が付きます。
コスパ抜群
これはスペック欄からもわかることですがST-340は最大火力での使用時間が1.4時間(1時間24分)となっています。
作るレシピにもよりますが僕の体感だと1回のキャンプで
3食作っても1.4時間分の加熱時間があれば十分です。
SOTOのパワーガスST-760は1本あたり約275円なので
3食の燃料代=275円となり非常に安いです。
使いやすい
ST-340は工具や特別強い力がなくても組み立てができ着火もレバーを回してボタンを押すだけで簡単に使うことができる火元です。
さらに、過去の記事でご紹介したST-310では別売の点火アシストレバーが初期付属となっています。
慣れないうちはこのレバーがないと火傷の危険性が高まるため
より、初心者の方でも使いやすくなったと感じました。
ここまで、使い勝手よくコンパクトで大火力なST-340ですが気になった部分もございます。
気になったところ
付属の袋
付属の袋は、もはやお馴染みSOTOの巾着袋です。この袋は内側がほつれやすく、特にST-340の五徳に引っかかりやすいため
正直使い勝手がイマイチです。
僕はアシストセットに付属するポーチに保管しています。
輻射熱に注意
ST-340は一体型バーナーなので大火力で鉄板や大きな鍋を熱するとガス缶も温まってしまうので危険です。
中型(Φ11〜19cm)のクッカーを使いガス缶の温度に注意しながら使用しましょう。
まとめ
形はお馴染みST-310の形状で大口径66mm火口のST-340
燃料のコスパも良く安定した調理が楽しめます。
近年ではCB缶ならコンビニでも販売されていますし
いざというときにも重宝するバーナーです。
僕の場合はST-310が
キャンプ初心者の頃に購入して今でも愛用しているギアなので
(2回キャンプにいけば必ず使っているくらいですね)
今からCB缶バーナーを導入したい!という方には
より高火力まで対応できてコスパも良いST-340の導入をおすすめします。
小口径の調理しかしない方や軽さを重視する方にはST-310がおすすめです。